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ヘアライター増田ゆみ×MAYUMIずっと続けてこそ、美容師はおもしろい!【前編】

セットがもてはやされた時代は終わり。これからはカットで魅せる時代

2012年10月29日
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対談 ヘアライター増田ゆみ×MAYUMI

ーお二人の出会いを教えてください。

MAYUMI:売れっ子ライターですから、もちろんお名前は知っていて。

増田:私は若手で元気のある女性美容師さんのインタビューの企画をしていた時に、該当する人がいないか、美容業界のマネジメントをしている人に相談したんです。そうしたら「すっごい元気な人いるよ。でも若手じゃなくて、おばはんだけどいい?」って言われて。それがMAYUMIさん。

MAYUMI:あははは。ひどいよねー。

増田:今年の6月に福岡でセミナーがあって、MAYUMIさんと私が講師をさせてもらったんですね。そこが初めての出会い。

MAYUMI:ずっとお近づきになりたくって、そこでお互いの知り合いに紹介してもらいました。あ、でも、お会いする前にfacebookでお友達申請はしていました(笑)。

増田:MAYUMIさんは最初からパワフルでしたよね(笑)。


ーセミナーではどんなお話をされたんですか?

増田:フォトシュートについてです。今、集客は美容検索サイトやホームページからが多いと思うので、ビジュアル戦略の大切さを話しました。カットできないモデルをアレンジでごまかすくらいなら、お客様を撮影して変わった姿を見せる方がいいって。その方が、特に地域密着のサロンでは効果的だと思うんですよね。

MAYUMI:ふだん私が部下に話していることと同じで、部下に「ほら、ごらん」って(笑)。これまではセットが重要で、カットは感覚でしたけど、これからはカットで表現する時代。それをわかってくださる方がいたのは、うれしかったですね。

増田:現在、世の中に出ているヘアカタログには、残念ながらハサミが入っていないスタイルもあります。フィニッシュワークだけで見せ、パーマをしている風に装っているものも多い。月に20本くらいヘアの撮影が入っている売れっ子モデルがいるくらいですから、そんなモデルさんに毎回カットやカラー、パーマをするのは現実的に難しい。でも、今はそんな変わり映えしない売れっ子モデルのヘアよりも、しっかりカットされた、リアルなヘアデザインが求められていると感じます。


対談 ヘアライター増田ゆみ×MAYUMI

ーそれで、実際にカットしたスタイルしか掲載しないムック『パーマなし! カットだけで可愛いヘアカタログ』(主婦の友社刊)を制作されたんですね。

増田:スタジオでビフォアを撮影した後、リアルにカットしていただき、アイロンを使わず、ブローだけで仕上げてもらうというのがルールで。その企画をいろんな美容院に説明しにいったら、ほとんどの美容師さんに「本当に切るんですか!?  切るんだったら、有名モデルは用意できません。」ってビックリされましたね。カットするのが本来のヘアカタログで、美容師さんの感覚が麻痺しているんです。このヘアカタの売れ行きは好調で現在9刷りで、まだ売れています。第二弾の『パーマなし! カットだけで恋するヘアカタログ』(主婦の友社刊)も出ました。お客様はリアルなスタイルを求めているということが、よくわかりました。
日本のパーマ比率って、10パーセントを切っているとも言われています。だから『カットだけで可愛いヘアカタログ』のニーズがたくさんあったんだと思うし、カウンセリングでも使いやすいって言っていただけます。

MAYUMI:女性美容師だけのムックも画期的ですよね。

増田:『女子の女子による女子のためのヘアカタログ ガールズヘアBOOK』(ネコ・パブリッシング刊)ですね。女性美容師さんが作るスタイルは柔らかいし、無理がないとよく言われます。男性が作るヘアより、コンパクトでリアリティがあるところが読者アンケートでも人気です。この企画もリアリティにこだわって、登場する女の子は、美容師さんがふだんからよく担当しているモデルやお客さんでお願いしたんですね。もちろん、カットやカラーができない人はNGで。初めての撮影っていうお客様のモデルもたくさんいらっしゃったので、初々しさのあるリアルな誌面になりましたね。そのせいか、発売1週間で書店からどんどん売り切れていきました。


流行のヘアスタイルより、美容師の生き様に興味がある

ー増田さんがライターになったきっかけを教えてください。

増田:最初はTV制作会社に入社したんですが、体を壊して転職しました。もともと書く仕事に興味があったのでライターに。当初はノンフィクションやスポーツを書きたいと思っていたんですけど、時代はカリスマ美容師ブーム。だからライターになって3、4ヶ月目から依頼される仕事は、ほとんどヘア関連でした。でも当時はファッションに興味もなかったし、派手な格好の美容師さんにも素直に対応できなくて。

ーそれなのに、ヘア専門ライターへと進んだのはなぜでしょうか?

増田:見た目は派手だけど、美容師さんって仕事に対する情熱はすごいし、美容の力で世界を変えていく熱い思いを感じたからですね。どちらかというと、ヘアスタイルの流行よりも美容師という職業にすごく興味があるんです。

MAYUMI:ゆみさんは書くということで、美容師業界を応援してくれていますね。

増田:美容師さんって、仕事が楽しいと思っている人の割合が多い職業。そのことも、とても魅力的でした。

(後編へつづく)

♥プロフィール

増田ゆみ

テレビ制作会社でADとして働いた後、ファッション誌のライターに転職。最初に担当した企画がヘアページだったことをきっかけに、ヘアライターの道へ。以降、年間約700〜800ページのヘアページに関わり、11年の間に撮影したモデル体数は3万点を超える。美容サイトの草分け的存在「サンドリヨン」の編集長を経て、現在はヘアサロンのブランディング、商品開発アドバイザー、セミナー講師などとしても活動。著書に「PHOTO SHOOT LESSON」(髪書房刊)、編集書籍に「心に残るトップ美容師100のことば」(主婦の友社刊)などがある。

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About カリス!
ヘアデザイナーMAYUMIのサロンワークを徹底解剖!

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