【MAYUMIコラム】ずっと髪型がコンプレックスだった。今思えば、それがすべての始まり。
ヘアデザイナーMAYUMIをひもとくお話。Vol.1
2012年06月27日

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私は岐阜県生まれ、柳瀬(やながせ)というその当時すごく栄えた大きな商店街のすぐそばで育ちました。昔から美容室とは縁が深かった気がします。祖母はシャンプーやセットも美容院にお願いするほどヘアにこだわりの強かった人。祖母に連れられて週2回は遊びに行っていました。叔父も美容室を経営していました。一番古い記憶は2才半のとき。美容室の鏡に映った自分を見て(「サザエさん」の)ワカメちゃんがいる!と思ったこと。刈り上げがとても嫌だったことを覚えています。これが髪型に興味を持ち始めたきっかけかもしれません(笑)。
小さい頃は、おしゃれ好きだった父と毎週行くショッピングがとても楽しくて。ただ買ってもらうのではなく、小学生ですでに服や靴を「どれにする?」と好きなものを選ばせてもらっていました。自分に似合うものを知るということ、トータルバランスを意識するようになったのは父のおかげです。帽子までコーディネートしていたので、ヘアスタイルとファッションが切り離せないものだというのも小さい頃から感じていました。
東京のサロンに通い続ける日々。そしてロンドンで運命のヘアに出合う

転機が訪れたのは19才。親の希望通り地元の女子大に入学したのですが、授業料を持ち逃げし、意を決してロンドンへ行きました。この時代はロンドンがファッションや文化の中心。ずっと憧れていたヘアサロン「ヴィダル・サスーン」でカットしてもらい、ショートボブを知ることになるんです。まさにコレだ!と思いました。このカットはどうやって生まれるのか? 単純にその理論が知りたくて、その後サスーンのカットスクールに入学します。でもこの時はまだ本気で美容師になりたいとは思っていなかったんです。ただ知りたかっただけ。でもすぐ父が連れ戻しに来ました。なぜかロンドンの修道院に連れて行かれて、「修道院に入るか、美容師になるか」となぜか突拍子もない二択を迫られました。だから仕方なく美容師を選んで日本の美容学校へ入学。決めたからにはとことんやる性分ですから、それはもうがむしゃらに勉強しましたね。コンテストでも賞をいただきました。
でも卒業を迎えいざ美容室で働こうとした時、思ってもみなかった壁にぶちあたることになるんです……。
(第二回へ続く)
MAYUMIのファッションチェック!
ヘアスタイル同様に、自分に似合うデザインを巧みにコーディネートするスキルと飽くなき探究心は、
多くの大人の女性を勇気づけてくれます!

オールインワン:EMiLiANO RiNALDi
シューズ:GUCCI vintage
ネックレス:CHANEL

ジャケット:BALMAIN
カットソー:LOVELESS
ショートパンツ:LOVELESS
レギンスシューズ:Giuseppe Zanotti Design
ネックレス:Yves Saint Laurent

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